東京島
無人島に取り残された31人の男と1人の女のサバイバル物語。
(
アナタハン島事件という実話が存在)
現代人が漂流して無人島に流れ着いて、自給自足を余儀なくされたら人間どうなってしまうのか。
というテーマになってます。
【ここからネタバレ注意です】
唯一の女性を、若くてきれいな女性をヒロインとするのでなく40代後半に設定しているのがまた生々しくてよいかと思った。
それによって色気だけはなくて、生き延びるための人間のドロドロした部分がはっきりとでている。
しかし残念だったのは、誰1人感情移入はできぬままさらっと読み遂げてまったこと。
一番よくないのは、主人公の清子が全く魅力がないとこ・・・。かも・・。
このおばさんを巡って女の取り合い?嘘だろ?
人間の本能ってば凄いのね!
生と性・・・。
ま、でも映画は木村多江さんが主演らしいので大丈夫だろう・・。
肉とか米とかもりもり食べれないダイエット中の私にとっては、お腹がすいて野菜が食べれるってことが大変ありがたく感じました。
野菜だけ?って思ってたけど、野菜が食べれる!素晴らしい!!(前向き・・!!)
【内容紹介】
夫婦ふたり旅の途中で嵐に遭い、清子と隆は太平洋に浮かぶ無人島に漂着する。意外にもサバイバル能力を発揮する清子に対し、夫の隆は、日に日に衰弱していく。ある日、16人の若いフリーターの男たちが漂着。さらには、密航に失敗した6人の中国人も加わり、若い男23人と女は清子ただ一人という、奇妙な共同生活が始まった。やがて隆が謎の死を遂げ、清子は島でただひとりの女性として女王のように君臨し始める。しかし、楽園のような暮らしも長くは続かず、少しずつ島のバランスが崩れ始める。争いを避け、ルールをつくり島に安住しようとする日本の男たち。脱出計画を立てながらも生存能力を発揮する中国人。相容れない2つのグループの間を渡り歩き、何があろうと脱出しようと決意する清子。果たして、この<東京島>で、一体何が起こるのか?